「中国・ロシアが攻めてくるゾ~防衛予算倍増だ~」に現役自衛官が困惑
ロシアのウクライナ侵攻を受け、
「次は日本だ。ロシアや中国が攻めてくるぞ~」
と慌てふためいている大人が一定数存在するんだとか。
でも、成熟した大人なら、ロシアとウクライナが地続きである点や、これまでのロシアvsウクライナの経緯に注目し、「次は日本だ~」の発想にはなかなかならないもの。
動機もなければメリットもない
「ロシアや中国が攻めてくるぞ~」な人に、その動機やロシアや中国にとってのメリットを尋ねても何も返ってこない。
感情がすべてに優先し、事実認識に努めず、反証があっても拒絶反応を起こし、自傷的投票行動を続ける層(=B層)にとっては、ロシアや中国が今にも攻めてくるという「ある種の世界観」が楽しくて仕方ないのだろう。
現役自衛官幹部が困惑
自民党や日本維新の会による「防衛費倍増だ~」キャンペーンに対して、現役の自衛官幹部は困惑していることが、毎日新聞の取材で明らかとなった。
海上自衛隊呉地方総監は、「社会保障費に多額の財源が必要」な中、我々(自衛隊)が新たに特別扱いを受けられるほど日本の経済状況が良くなっているのだろうか」と懸念を示したという。
海上自衛隊の幹部が
軍事費倍増論について記者に聞かれ
「もろ手を挙げて無条件に喜べるかというと
私個人としては全くそういう気持ちにはなれません」
「社会保障費にお金が必要であるという傾向に
全く歯止めがかかっていないわけです」
常識、良識ある人の言葉。大切。https://t.co/g58K1FH966— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) July 5, 2022
結局は防衛利権
ではなぜ、小野寺元防衛大臣は、テレビなどに出てきては「今にも日本は攻撃されかねない」と言わんばかりの発言に終始していたのか?
もう言ってることがメチャクチャ。「防衛予算増えれば地域に恩返しもできる」「(航空自衛隊基地のある)青森県三沢市のみなさんにも、今後防衛予算が増えれば、しっかりと地域に対する恩返しもできる」とあるが、三沢の住民は軍備が増強されれば「恩返しされた」と思うのか?https://t.co/VQ6xuncdP2
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) July 7, 2022
どうやら、国民を騙して、税金を一部の人のためだけに使い、見返りとして票(や献金)をもらうという、防衛利権のためだったようだ。
やっぱりね…
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